トレンドフォロー戦略について

これは以前使っていた商品先物市場での

売りのトレンドフォローシステムのデータ

40日安値更新でエントリー

10日高値更新でイグジット

1970年~2010年までのデータで

2010年まで実際に運用していたものである 

     勝率         33.72 (%)
     POR                 4.1676
     勝ちトレード            615
     純益                         4285
     負けトレード          1209
     損失                         2021
     PF                          2.1200 
     期待値                   1.24 (%) 

トレンドフォローの特性上、勝率は低いが

ペイオフレシオが4倍を超えている

下のグラフを見てほしい 

      売りトレンドフォローシステム

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1987年はブラックマンデー

2006年はライブドアショック

2008年はリーマンショックの時である

損益曲線が急上昇しているのがわかって

いただけると思う

リーマンの時は

このシステムを運用し始めたばかりで

毎日がボーナス日。(^^)/

800万近く儲けることができた

もし

今日まで運用を続けていたら

今回のコロナでもおそらくそれに

匹敵する利益を得ただろう

だが

この果実を得るためには

長く辛い困難が待っている

グラフを見てほしい

1995年頃~2006年頃まで

10年以上、上昇していない

実際に運用するとわかるのだが

この期間は手数料などで少しづつだが

負けが続く

トレンドフォローはいつ来るかわからない

大きな波をひたすら

損をしながら待ち続ける

忍耐力のいるシステムなのだ

私は結局、それに耐えきれずに

システムを放棄してしまったが

コロナでは悔やまれることとなった

もしも、読者が

トレンドフォローを検討するなら

株式市場よりもトレンドが長く続く

商品先物市場がよいと思う

それも売りの方が良いだろう

買いはだましが多すぎる

株式市場は銘柄が多くてデータが

10年間で1000万レコードを優に超える

それに比べて

商品先物やFX市場は銘柄数が少ないので

データ量が格段に少なく

Excelで十分にシステム構築が可能だ

興味ある人は挑戦したらどうだろうか

 投資は自己責任でお願いいたします

 読んで下さった読者の皆様

 ありがとうございました

 よいお年をお迎えください。